全部更新の段を減らす

いただいた4つの問い(通し番号・エラーチェック・固定資産・保護)と、ボタンの段について調べ、決まった分を入れました。2026-09-22。

12段 → 7段になりました。 通し番号・固定資産の転記待ち・保護・ボタン の4段を廃止し、帳票・固定資産台帳・推移表を1段にまとめました。 残るエラーチェックも、65本のうち行ごとに判定する45本を式にすることが決まっています(作業中)。式にすると押さなくても常に最新になり、段に残るのは集計の11本だけです。

0. いまの7段

名前していること
1未処理の件数を数えるドライブの「未処理」フォルダを数える
2重複の候補を探す同じ日・同じ金額・同じ相手を探す
3仕訳帳を集計資料の仕訳を仕訳帳へ集める
4色を当てる条件付き書式。あわせて前の版で付けた保護を外す
5補助科目のプルダウンを合わせる科目に応じて補助の候補を入れ替える
6帳票・固定資産台帳・推移表帳票5つ+定率法の改定取得価額+推移表
7エラーチェック65本の規則+ボタンの置き直しが必要なタブの知らせ

1. 前の12段と、動いている量(調べた記録)

量は本体と、資料3枚・仕訳45行のブックで数えた実測です(試験/全部更新の重さを数える.py)。秒数は進行の窓の内訳に出ます。「案」の列が、今回どうしたかです。

名前していること動いている量
1未処理の件数を数えるドライブの「未処理」フォルダのファイル数を数える資料の数だけドライブに問い合わせ残す
2通し番号を振る番号の空いている行に番号を入れる資料タブごとに全セルを1回読む。入れる行が無ければ書かない消す
3重複の候補を探す同じ日・同じ金額・同じ相手を探して番号を付ける全タブの全行を突き合わせ残す
4固定資産の転記待ち空欄の行に「未転記」を書く+定率法の改定取得価額資料タブごとに全セルを1回読む・変わった列を書く半分消す
5仕訳帳を集計資料の仕訳を仕訳帳へ集める資料3枚で のべ129,258セルを読む残す
6確認済・取込済の行を保護その行を編集できないようにするタブごとに保護を読み直す(17タブ)。いま保護は本体0か所消す
7色を当てる条件付き書式を作り直す7タブ・1,361件を読み直して判定して書き直す残す
8補助科目のプルダウンを合わせる科目に応じて補助の候補を入れ替える3タブ×2列=のべ5,982行ぶん残す
9帳票の再作成総勘定元帳・貸借対照表・損益計算書・CF計算書・税区分集計表5つを毎回作り直す残す
10推移表の再作成月ごとに横へ並べる表鍵の列1本+SUMIFS(60か月で7,200本)残す
11エラーチェック65本の規則で仕訳を見る規則85〜115 × 仕訳の行大半を消す
12各シートのボタンシートの上に置く画像を置き直すタブごとに画像を読む(前と同じなら数えるだけ)消す

2. 通し番号の段(廃止しました)

ご指摘のとおりでした。シートを作るときに1から最終行まで値で入れ、この段は廃止しました。

困る所が無いかを調べました

心配調べた結果
件数(未処理・未確認・要確認・確認済)が増えてしまわないか増えません。「資料が入っている行」は 日付・ファイル名・元ファイル名・ファイルURL・仕訳用日付 のどれかが入っている行で数えています。通し番号は数える材料に入っていません
未確認の判定が狂わないか同じ理由で狂いません
ほかに通し番号を見ている所は無いかありません。ソース全体で通し番号を読んでいるのは、番号を振る処理そのものだけです(並べ替えたあと元の並びに戻すための番号)
行を足したときに番号が付かない入力のたびの処理が、触った行に番号を付けています(いまも動いています)。付かないのは、スクリプトで流し込んだときや、1000行を超えたときです
フィルタ・並べ替え値なので影響ありません
足しました:エラーチェックに「通し番号が空欄」の規則を1本(本体の規則の表に入っています)。1000行を超えた分と、流し込みで抜けた分がここに出ます。

3. エラーチェック(65本のうち45本は式にできます)

65本を、判定に何が要るかで3つに分けました。

種類中身式にできるか
45行ごとに決まる金額の範囲9・科目と税区分8・文字数4・空欄3・マスタに無い3・デフォルト税区分との違い2・固定資産台帳の空欄2・ほか14できる(その行とマスタ・設定・法令の表だけで決まる)
11集計が要る期間の合計2・課税売上割合・残高のマイナス・期末の残高・開始残高の貸借・月ごとの変化・月ごとの急増・重複の疑い・消し込みの貸借・シート名の重複式にしない(全タブをまたいで集めるため)
9設定だけで決まる設定の食い違い9(免税なのに税抜経理、法人なのに3割特例 など)できる(行に関係なく、ブックに1件ずつ)

重さを測りました(仕訳2,000行・規則45本)

試験用の複製に本物に近い形の式を置いて計算させた実測です(試験/エラーチェックを式にしたときの重さを測る.py)。エラーのセル0。

式を書く計算して読めるまで直したときの作り直し
形A 1行=1つの式(判定の列を1本足す)6.6秒2.6秒触った行の1つだけ
形B BYROW で1本にまとめる0.3秒1.2秒(規則12本)1行直すたびに2,000行ぶん計算し直す
形C 規則ごとに1列(45列)6.7秒2.7秒触った行の45個
形Aを勧めます。 1行=1つの式なので、1行直したらその行だけ計算し直し、入力の手が止まりません。式を書くのはシートを作るときと規則を変えたときだけ(1タブ6.6秒)。

そうすると何が変わるか

決めておくこと(式にするなら)

論点
規則ごとの「確認済」(いまの規則の表のチェック)規則の表に残す。式は「その規則が切られていたら判定しない」形にします(表のチェックを見る)
1行ごとの「これは見た」資料シートに1列(いまは無い機能です。要るかどうかご判断を)
規則を人が足せるか保てます。規則の表に行を足して、式を作り直す道具を1回流す(1タブ6.6秒)
法令で決まる値式の中に焼かず、エラーチェックの「法令で決まっている値」の表を引きます(日付で切り替わる値も表のまま効きます)

4. 固定資産の転記待ちの段(廃止しました。改定取得価額は6段目へ)

ご指摘のとおりです。いまの段は空欄の行に自動で「未転記」と書いています。これは「分からない所を勝手に埋めない」という決まりに反しています。

いま
借方の科目が固定資産の表示区分なら、空欄の行に「固定資産/台帳未転記」と書く書かない。人がプルダウンで選ぶ。空欄のまま残っている行はエラーチェックで出す(規則はもうあります=「固定資産の科目なのに固定資産の欄が空欄」)
台帳へ写したときに「転記済」と書く今までどおり(転記のボタンの中の処理です)
定率法の改定取得価額を書く/取り消すこれは残します(計算の値で、人が決めるものではありません)。固定資産台帳を作り直す段に寄せます

段としては消え、中身の半分(改定取得価額)は別の段の中に入ります。

5. 保護の段(廃止しました)

保護があると並べ替えのたびに警告が出て、結局は警告を外して操作することになります。保護をやめて、色で「触らない行」と分かるようにします。

見え方良い所・困る所
A(勧め)確認状況・取込状況の列だけ色その2列だけ緑。行の文字は読みやすいまま状態の色(確認済=緑)とそろう。行の色分け(科目の色など)とぶつからない
B 行全体をうすい緑行がまるごと色づく「触らない」が強く出る。ただし科目・税区分の色と重なって、色が読みにくくなる

いま本体・型とも保護は0か所なので、消しても今の見た目は変わりません。段が1つ減ります。 確認済・取込済の色は前から入っています(確認状況・取込状況の列のチップの色)。前の版で付いた保護は、色を当てる段が見つけしだい外します。 人が自分で付けた保護は外しません。

6. ボタンの段(廃止しました。ずれの知らせだけ7段目に残しました)

何のためにあるか

シートの上に置いてある「全部更新」などの画像は、シートの中に浮かんでいるだけで、行や列を足すと位置がずれます。この段は、ずれていないか・数がそろっているかを見て、違っていれば置き直しています。前と同じ形(ボタンの版・並び・固定した列の数)なら画像を読まずに飛ばすので、ふだんは1〜2秒です。

消せるか

中身どうなるか
A(勧め)シートを作るときだけ置く全部更新からは外す。ずれたら「ボタンを置き直す」をメニューから押す(すでにあります)段が1つ減る。ずれたときだけ人が1回押す
B 今のまま毎回そろっているかを見る1〜2秒。押す手間はゼロ

ボタンの版を上げたとき(画像の中身を変えたとき)は、どちらの案でも置き直しが要ります。版を上げるのはこちらの作業なので、そのときに道具で流します。

7. まとめ

残る段理由
1未処理の件数を数えるドライブを見に行く必要がある
2重複の候補を探す全行を突き合わせる
3仕訳帳を集計資料を1つに集める
4色を当てる条件付き書式は式では作れない
5補助科目のプルダウンを合わせる入力規則は式では作れない
6帳票と推移表の再作成行の組み立てが要る(いまの9・10を1つに)
7エラーチェック(集計の11本)タブをまたいで集める分だけ

12 → 7

8. 決まったこと

  1. エラーチェックは形A(1行=1つの式・判定の列を1本足す)で式にする。行ごとの「これは見た」の列は作らない(状態が規則の表と2か所になるため)。集計の11本だけ段に残す。作業中
  2. 保護の代わりの色はA(確認状況・取込状況の列だけ)。入りました
  3. ボタンはB(シートを作るときだけ置く+メニューで置き直す)。あわせて、画像を読まずに「ずれていそうか」だけ見て知らせる形を7段目に入れました(1〜2行目の文字が入っている一番右の列が変わったら、置き場所が変わる=ずれたと見なします)